【仙台】金買取の価格はこうして決まる！
損しない査定の秘密を公開

国際相場と価格の関係

金買取価格は、日々の国際的な金相場（gあたりの価格）に大きく連動して決まります。この国際相場は、世界経済の情勢や為替レート（ドル円相場など）によって常に変動しています。

買取店は、この国際相場を基準に、店舗の利益や手数料などを考慮して最終的な買取価格を決定しています。そのため、金を売却する際は、その日の国際相場を確認しましょう。

金の純度（K24・K18など）がどう影響するか

金製品の買取価格は、金の純度によって大きく変動します。純度が高いほど、1gあたりの価値は高くなります。

金の純度は「K」という単位で表され、K24が純金（99.99％以上）を意味します。

一般的なアクセサリーに使われるのは、他の金属を混ぜて強度を高めたK18（金が75％）や、K14（金が58.5％）などです。

純度別の特徴は以下の通りです。

K24（純金）

資産価値が高いですが、非常に柔らかく傷つきやすいです。

K18

アクセサリーとして広く使われます。適度な強度と美しい輝きがあります。

K14

K18よりも硬く、耐久性があります。

インゴット（金の塊）は、一定の基準を満たしたものであれば、アクセサリーよりも高い「インゴット価格」で取引される場合があります。これは、インゴットが純粋な金として扱われるためです。

アクセサリーはたとえK24であっても、デザインや加工賃が含まれていること、また再溶解の際に不純物を取り除く必要があります。それにより、一般的に「スクラップ扱い」となり、インゴット価格より価格が下がる傾向にあります。

このように、お持ちの金製品の純度を確認することは、適正な買取価格を知る上で大切です。

重量測定の重要性

金製品の買取価格は、その日の金相場だけでなく、「重量」が非常にポイントとなります。

たった1gの違いでも、買取価格に数千円の差が出ることも珍しくありません。

正確な重量を測ることは、適正な価格で買取るためには不可欠です。

ご自身でも事前に重量を測っておくと、提示された査定額が妥当かどうかを判断する目安になります。

ご自身で重量を測る際のポイント

• できるだけ新しいはかりを用意する
• 0.1g単位で測れる機種を使う
• 金製品の品位（K24・K18など）別に分けて測る

納得のいく取引のためにも、重量の確認は必ず行いましょう。

その他の査定要素（デザイン性、ブランド、宝石の有無など）

金製品の買取価格は、国際相場や純度、重量だけでなく、デザインやブランド、宝石の有無なども影響します。

例えば、国内外の有名ブランドジュエリー（ティファニー、カルティエ、ハリー・ウィンストンなど）は、ブランド価値がプラスされる場合があります。特に人気のあるデザインや、状態の良いものは高値がつく傾向があります。

また、金製品にダイヤモンドやルビー、サファイアなどの宝石が付いている場合、これらの宝石の品質や大きさも査定額に加算される場合があります。

さらに、金そのものの価値とは別に、工芸品としての価値や希少性、アンティークとしての価値などが評価されることもあります。

これらの要素は、純粋な金（地金）としての価値に上乗せされる可能性があるため、一つひとつ丁寧に査定させていただきます。

買取依頼をする際の注意点

金製品を高く売却するためには、事前に状態をチェックすることが大切です。

傷や汚れがある場合でも買取は可能ですが、状態が良いに越したことはありません。

例えば、以下のような点をチェックしましょう。

表面の傷や凹み

目立つ傷や大きな凹みは、査定額に影響する可能性があります。

汚れ

皮脂や化粧品などの汚れが付着している場合は、軽く拭き取るなどしておきましょう。

破損

チェーンの切れや留め具の不具合など、破損している箇所がないか確認します。

ただし、無理に自分で修復しようとすると、かえって状態を悪化させてしまうこともありますので注意が必要です。

特に、宝石が付いている場合などは専門的なクリーニングが必要な場合もあります。

壊れていても買取できる場合が多いので、まずはそのままの状態でお持ちいただくのが良いでしょう。

付属品（鑑定書、箱など）の有無を確認

金製品を査定に出す際には、付属品の有無が査定額に影響する場合があります。

特に、鑑定書や鑑別書は、その金製品の品質や価値を証明する重要な書類です。ダイヤモンドなどの宝石が付いている場合は、これらの書類があることで、より正確な価値判断が可能となり、適正な価格での買取に繋がります。

また、ブランド品のジュエリーや、購入時の箱、保証書なども一緒に査定に出すことをおすすめします。オリジナルの箱や保証書があることで、製品の信頼性が高まり、プラスの評価に繋がるケースがあるためです。

お手持ちの金製品にこれらの付属品がある場合は、忘れずに一緒に査定に出すようにしましょう。

貴金属の基礎知識（金とプラチナの違いなど）

金製品の価値を判断する上で、貴金属に関する基本的な知識があると役立ちます。特に、よく比較される金とプラチナにはいくつかの違いがあります。

また、金のカラットと、宝石の重さを表す「カラット（Carat）」は全く異なる単位である点も覚えておくと良いでしょう。

これらの違いを知っておくことで、お手持ちの貴金属製品をより深く理解し、適切な価値判断につなげられます。